小樽築港機関区

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2017年5月3日水曜日

雪まみれの夕張鉄道 1970.3.20

 前回の続きで、夕張鉄道の鹿ノ谷駅の様子です。

 夕張鉄道は、函館本線の野幌駅から室蘭本線の栗山駅を経由し、国鉄夕張線の夕張駅の少し先、夕張本町駅までの路線で、旅客と共に各所から産出された石炭等の貨物輸送を行っていた、北海道有数の私鉄です。
 
 この頃はまだ石炭輸送が活発で、多くのSLが活躍していました。

 訪れた日は悪天候の後で、幸い運転はされているもののものすごい積雪で、構内を自由に動き回ることができず、車両の全景を収めるのがままならない状況でした。


 SLの姿は、動いているものの、半分雪に埋もれています。



 線路の幅だけは除雪されていますが、周りは雪の壁なので自由に撮影できません。


 庫の前にはラッセル車もいます。


 機関車が接近すると、よけるのに苦労しています。



 いまだに雪まみれのカマも。


 小型のモーターカーも出動してきました。


 結局8620形と9600形を組合せたような11形の姿を見つけることができませんでした。

 撮影後、夕張鉄道線に乗車し、野幌駅まで行きました。


 沿線は深い雪でしたが無事に到着し、鉄道の有難さを感じたのでした。




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