小樽築港機関区

小樽築港機関区

2022年3月27日日曜日

 復活SL C11の牽く ニセコ号(その1) 2012.10.27

 SLニセコ号 の運転は2000年から行われていましたが、ニセコ号といえば C62 が牽引するものと思い、C11 牽引でニセコ号を名乗るのは似つかわしくないと考えていました。

 そんな訳で再復活運転されていても足が遠のいていたのですが、この年の秋、ようやく出かける気になりました。

 最初に訪れたのは小樽駅のはずれですが、現役の頃とは景色がまるで変ってしまったのに驚きながら、場所を探して列車の通過を待ちました。


 逆光ですが、白煙が上がって後部補機を隠してくれました。


 すぐに追いかけて、何度も通った小沢駅と倶知安駅の間の、通称ワイスの踏切に向かいました。

 ここにも変化があり、道路が付替えられて踏切が無くなっていましたが、旧道が撮影地になっています。

 通過の時間が近づいても全く音が聞こえなかったのですが、カーブの向こうから C11 が不意に姿を現わしました。


 ファンの姿が見えたのでしょう、ドレーンを切り始めました。


 力行を始めたようで、煙も出始めました。


 お次はニセコ駅と昆布駅の間の道路橋からです。

 カーブの向こうから軽く煙を上げながらやって来ました。


 この場所は羊蹄山が見えるのですが、頭が雲の中です。


 蘭越駅で折り返してくるので、同じ場所で待ちました。

 この区間はDLを先頭にやって来ます。


 最後尾に C11 が付いていますが、ただ牽かれているだけです。


 まだ羊蹄山は、頭を隠していました。


 この次は比羅夫駅と倶知安駅の間ですが、バック運転ながら C11 が先頭に立ってきます。

 ここでは羊蹄山は良く見えたのですが、肝心の線路が日陰に入ってしまいました。


 最後は定番の、倶知安駅の先の北四踏切です。

 薄暗くなってきて、羊蹄山の上の方だけに日が当たっていました。


 こんな悪条件でもデジタルだと鮮明に描写でき、機材の進歩を実感します。


 もう暗くなってきたので、これ以上の追いかけはあきらめて、本日の宿へと向かいました。


0 件のコメント: