小樽築港機関区

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2017年2月9日木曜日

千葉にハチロクを追う 1968.4.28

 雑誌「鉄道ファン」に、千葉方面にクルマでハチロクを追いかける記事がありました。

 残念ながら車はありませんので、列車を使って同じ貨物列車を追いかけてみました。

 目的の貨物列車は、総武線から東金線、そして外房線を往復するもので、東京近郊では珍しく、ハチロクが牽引するものでした。

 まずは総武線にて成東駅まで先回りし、東金線を求名方面へ少し行ったところでハチロク牽引の283レを待ちます。


 今回の撮影では、撮影後に駅に戻り次の列車に乗って追いかけるので、あまり駅から離れることができません。

 急いで駅に戻り、次は大網駅へ向かいました。

 大網駅では外房線の客レの交換と共に退避するC58牽引の貨物列車がいて、蒸機列車が3本揃いました。


 大網駅から外房線の永田駅方面へ歩き、目的の貨物列車を待っていると、交換のDCがやって来ました。


 雨が降りだした中、283レが発車して行きました。



 この先は適当な列車が無いので追いかけられず、帰りの282レを待ちます。

 雨が小降りになった頃、バック運転で戻ってきました。


 大網駅でハチロクは方向転換し、暫し発車まで時間調整をします。

 どん詰まりの狭いところにターンテーブルがあります。


 入替えて、貨物列車の先頭に連結です。


 そして中線で、発車時刻を待ちます。


 現在の大網駅からは全く想像できない田舎駅で、総武線と外房線の短絡線の接続のためにだけ存在するように感じられました。

 少し福俵方面へ進んだ、まだ駅構内で282レの発車を撮影しました。


 ここからもう1度列車で追いかけ、撮影できます。

 総武本線の南酒々井駅で下車し、佐倉駅方面へと歩きました。


 最後のカットも小雨の上、横風までも吹いてしまいました。

 当時の貨物輸送は国鉄の役割が大きく、こんなローカル貨物でも結構な両数になっていました。

 この撮影後、佐倉駅まで歩きましたが、電化工事がかなり進捗していて、ポールが建て込まれてきていました。



2 件のコメント:

ゆれ さんのコメント...

はじめまして、2枚目は成東駅に見えますが、どうでしょう?

青葉台 さんのコメント...

ゆれ さん、ご指摘有難うございました。
確かに地形や線路の様子からすると成東駅の方が正解ですね。
私の記憶があいまいだったようです。