小樽築港機関区

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2017年3月20日月曜日

奥羽本線 矢立峠 Part-2 1969.3.17

 矢立温泉で快適な一夜を過ごした翌朝、雪の舞う中を津軽湯の沢駅に向けて国道を歩き、撮影ポイントを探しました。
 矢立峠では一部の列車でD51の3台運転も行われていましたが、東北本線のような三重連は滅多になかったようです。
 また山裾を曲がりくねった線形のため、後補機を一つの画面に入れるのは困難な撮影地でした。

 国道7号線を歩いていると、後方から貨物列車が左下方の隧道から飛び出してきたので、ともかくシャッターを押しました。


 勾配を登って来る下り貨物列車を撮影すべく、もう少し先の線路より少しだけ高い位置に撮影場所を定めました。

 目的の列車の前に、後から上り貨物列車がやって来たので後追いでの撮影です。


 背中合わせの重連牽引でした。


 そして貨物の最後尾には回送のDCがぶら下がっていました。

 下りの貨物列車がやって来ましたが、降り出した雪と煙で後ろの方が全く見えなくなってしまいました。


 少し先まで歩き、やはり線路際の斜面に上がって撮影です。


 降りしきる雪の中を、後補機が列車を押し上げて行きます。


 国道には積雪はありませんが、通る車の姿もあまりありません。

 国道からC61の牽引する上りの客レを撮影しますが、下り勾配で面白くないのでカラーフィルムを使ってみました。


 横殴りの雪で色が無く、その上露出が上がらず、動体ブレを起こしています。

 次のC61牽引の下り客車列車は煙を上げてくるはずなので、モノクロできちんと狙って捉えました。



 これで予定の撮影を終了し、津軽湯の沢駅から普通列車の乗客となり、秋田駅方面へと向かいます。

 最後尾の客車に乗ると、後補機のD51がつながっていました。


 窓を開ければ、曲がりくねって勾配を下る列車の先頭の機関車が見られます。


 大館駅では後補機のD51を解放しました。


 この後、秋田駅から羽越本線の列車に乗り継ぎ、本日の宿へと向かいました。




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