オホーツク海側の湧網線は1987年に廃止されましたが、その沿線の廃止された3駅にはSLが保存されていました。
北海道への旅行の折に、観光しながら2日間でそれらを見て回りました。
まずは卯原内交通公園に保存されている 49643 で、駅では無くなったので、同じ場所を交通公園として整備しています。
ここは、すぐ背後が能取湖に面しています。
この 49643 は、1970年3月に、北見区在籍を最後に廃車されたとのことです。
屋根が無く風雨にさらされるところなのに、綺麗に保存されていました。
翌日は、旧佐呂間駅の佐呂間交通公園に向かいました。
ここには D51565 が屋根付きの場所に置かれていますが、メンテナンスされていないので、車体の褪色が進んでいます。
このD51は1976年3月に追分区で廃車になり、函館で保存されていたものを移設したという経歴です。
ここでは、スユニ50やヨ8000、そして DE10 も保存されていました。
ここは湧別町計呂地交通公園と称して、周辺を含めて綺麗に整備されていました。
保存機は C58139 で、1975年7月付で北見区で廃車されたものです。
周辺の広い範囲が公園として整備されていましたが、人の姿は全く見られませんでした。
余談ですが、この周辺を散策していると、突然山に帰るカラスの大群が現われ、空を埋め尽くしました。
この写真の、空の部分のごみのように見えるのがカラスでして、数百羽はいたのではないでしょうか。
その鳴き声はすさまじく、今でも思い出されます。
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