栃木県にあったテーマパーク、ウエスタン村では、2両の米国製のSLが運転されていました。
ここはアメリカ西部の開拓時代をテーマにしていて、そのアトラクションの一つが914mmゲージの鉄道でした。
訪れたのはまだSLの運転時間前で、園外にて準備中でした。
庫の外に出されていたのは、ポーター製の バージニア6 で、大きな集煙装置を付けたテンダー機です。
次第に圧力が上昇してきて、煙突からの煙が高く上がって来ました。
真横から見ると、キャブの後ろが下がり、また、あまりバランスが良いとは言えないスタイルです。
運転開始時間になったので、園内に入り走行写真を撮影しました。
テンダーには、ウエスタン村のロゴが英語で書かれていました。
開けた場所が無いので、殆んど正面からの撮影となってしまいました。
ここは1周1kmに満たないエンドレスなので、すぐに撮り終えてしまいます。
再び園外に出てみると、先程は庫の中にいた、ボールドウィン製の ワイパウ4 がいます。
この亀の子は、痛みが激しかったので、ボイラーやキャブ等、大改修され、カウキャッチャーも取付けられました。
改修後1年程度なので、まだ新製機のように見えます。
個人的には、カウキャッチャーが無い、以前の姿の方が好ましく思いました。
この他に側線の隅には、アメリカンなカブースが留置されていました。
このウエスタン村は、その後訪れることが無いまま閉園されてしまい、珍しいサドルタンク機が走る姿を見ることはできませんでした。
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