真夏の猛暑の中、この当時唯一C59の走る呉線を訪ねました。
軍港のある呉駅は重要な軍事拠点なので、単線ながら呉線は50㌔レールが使用されていました。
そのため、C59の入線が可能であり、最後の3両が活躍していたことで有名でした。
また、呉方面から広島へ向けての通勤列車(日曜運休)が運転されていることでも知られ、朝の広駅では発車を待つ始発の蒸機列車の煙が3本立ち並んでいました。
この通勤列車の運転区間は平坦線で国道が並走しており、大した撮影地が無く、小屋浦駅を発車するあたりが撮影地として紹介されていました。
早朝の坂駅と小屋浦駅の間で、普通列車の上下を俯瞰気味に撮影です。
そして小屋浦駅近くへ移動。
通勤列車が次々とやって来ます。
今度は本命のC59もやって来ました。
更にC62が続きます。
常磐線の特急ゆうづる牽引機も来ました。
通勤列車の一団が通過後、安芸川尻駅方面へ移動です。
呉線は安登駅近くをサミットとして両側が16‰の勾配となっており、沿線で随一の煙を吐く区間ですが、安芸川尻駅と仁方駅の間のこのあたりも景色が良いのと共に勾配があるので有名撮影地となっていました。
先ずは急行あきがC59牽引で下ってきました。
この後、当分蒸機列車が来ないので昼食タイムとなります。
勾配を上ってD51牽引の貨物列車が来ましたが、暑さのため煙が良く見えません。
続行の普通列車は、盛大に煙を上げながら勾配を上ってきました。
安芸川尻駅交換で、反対からC62が静かに下ってきました。
後を追って、D51貨物も静かに通過します。
最後にお待ちかねのC59牽引の急行あきですが、仁方駅は通過で勢いが良いためか煙はスカです。
眼下の海では子供たちが水遊びをしていた、真夏の暑い1日でした。
2 件のコメント:
初めまして。鉄道ブログランキングで貴ブログを見つけました。私もほぼ同年代でSLを撮り歩いていたので撮影地や機関車も似通っています。したがって大変懐かしくページをめくりました。貴重な写真をありがとうございます。当方は今のところ呉線を始め、少しずつ写真を公開しています。呉線については私も夏に訪れたので本当に暑く、大変だったのですが、今となっては良い思い出です。下記、よろしかったら御覧ください。
YouTubeチャンネル mits tosh、「上荻野模型鉄道」
mits tosh さん
弊ブログをご覧頂き有難うございます。
確かに、どこかの線路端でお会いしていたかもしれませんね。
貴チャンネルも拝見させていただきます。
これからもご感想をお寄せください。
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