そろそろ桜が散りかけた暖かい休日に、時々本ブログにも登場する準広角付セミ版1台を手にし、東急世田谷線を散歩しました。
この路線は、渋谷駅と二子玉川園駅を結んでいた、いわゆる 玉電 の支線でしたが、本線が1969年の5月に廃止されたときに、専用軌道ばかりだったのでそのまま残されたものです。
1999年から300系が投入され、2001年にすべての置換え完了と共にホームがかさ上げされ、バリアフリー化がなされました。
先ずは三軒茶屋駅からスタートです。
三軒茶屋駅周辺の再開発に伴い、駅が移動したため、隣の西太子堂駅はすぐ近くになってしまいました。
この次は、若林駅のすぐ手前、有名な環七通りを横切る地点で、電車も車道の信号に従い、青信号になるのを待って通過します。
世田谷線には大小多くの踏切がありますが、若林駅と松陰神社駅の間の、細い道の踏切を行く姿を撮影しました。
この先しばらくは、線路沿いは道が無いか、あっても細い道だけで、宮の坂駅の先まで来てしまいました。
300系は10編成あり、全ての塗色が異なっているのですが、本日は果たしてどれだけ見られるのでしょうか。
小田急の豪徳寺駅に隣接する山下駅の先には、少々葉っぱが出てしまった桜の木がありました。
ここでこの日初めてすれ違いのシーンに出会いました。
下り側はペコちゃん塗装の301で、やっと出会えたのです。
線路沿いにも花も咲いていて、春らしい賑わいを見せてくれます。
松原駅を過ぎると赤松公園が整備されているので、ここで一服しながら通過する電車を眺めていました。
そして京王線との接続駅で、この線の終着である下高井戸駅に到着しました。
この駅の発車直後は急カーブで、保線に苦労しているようです。
以上、東急世田谷線を全線歩いたのですが、ほんの5kmの旅で、運動不足の体には丁度良い散歩でした。
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