小樽築港機関区

小樽築港機関区

2019年7月10日水曜日

 SLを求めてうろついた一日(その1) 1968.2.4

 この日は煙を求めて、朝から首都圏をうろつきました。

 先ずは山手赤羽線、今では路線名も変わってしまいましたが、赤羽線にはまだ D51 牽引の貨物列車が残っていたので撮影に行きました。

 十条駅で下車し、撮影場所を探したのですが見つからず、駅に戻って跨線橋からの撮影となりました。


 ちょうど停車中の101系の脇を走り抜けて行きました。

 次は上野駅の常磐線ホームです。


 成田線直通の C57 牽引の客レが、発車待ちをしていました。

 北側からは、このホームに到着の常磐線の下駄電が入線してきます。


 そのあとには 寝台特急はくつる を牽引して、EF58 がやって来ました。


 はくつる の写真を撮るならば、もっとましな場所に行ったのでしょうが、この当時はSLばかりを撮っていて、ついでの撮影なのでこんなカットしか有りません。

 次は大宮駅まで移動です。

 大宮機関区を目指したのですが、途中の道路橋から、丁度発車してきた川越線の貨物列車を撮影できました。


 当時は鉄道の町として栄えた大宮ですが、機関区を訪問すると、ごく気楽に迎えてくれました。


 多くのSLがいて、その煙であたりが霞んでいます。


 クラの中にもお邪魔しました。


 機関区の脇では、D51 が貨物列車の仕分けをしています。


 北国から到着した貨車の屋根には、白い雪が積もっていました。


 本線上では、クモユニ74を連ねた荷電が通過して行きます。


 大宮駅に戻り帰途に着いたのですが、最後の1枚でお隣の東武線を撮ったカットが残っていました。


 フィルム1本だけであちこち走り回った、楽しい一日でした。

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