小樽築港機関区

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2019年7月16日火曜日

 D60 の走る 磐越東線 1968.3.18

 奥中山での撮影を堪能して、東北本線の夜行列車で郡山駅に向かったのですが、2日続けての夜行列車のうえ、郡山駅着は早朝というか未明なので、寝過ごさないようにするのが大変でした。

 郡山駅から磐越東線の一番列車で向かったのは船引駅で、ここからは要田駅方向に向かって小さな峠越えがあります。

 歩き始めるとすぐに、上り貨物列車が駅に進入してきました。


 その後、急いで撮影ポイントに向かったのですが、背後から下り貨物列車が近づいて来てしまいました。


 テンダーを背中合わせにした D60重連 で、上り勾配を駆け上がって行きます。


 ようやく陽が上り、順光側のポイントで待つうちに、朝日を浴びながら下り貨物列車が遠くから姿を現わしました。


 順光サイドにはハエたたきがあるので、逆光側に回って、今度は客車列車をネガカラーで撮ってみました。


 これで切り上げて場所替えです。

 お隣の要田駅に行き、三春駅方向へと進みました。

 このあたりでは上り列車が連続上り勾配となりますが、D60重連 の客車列車がトンネルから飛び出してきました。


 客車列車を重連で牽引する、SLファンにとっては豪華な列車です。


 線路を見下ろす高台に上がると、今度は二条の煙を上げながら、上り貨物列車がやって来ました。


 D60背中合わせ重連 で、朝見た組合せの折り返しです。


 磐東線は比較的輸送量の多い支線なので、急行DC も運転されていました。


 次の上り貨物は単機牽引なので、トンネルからの飛び出しを狙います。


 下り貨物は、勾配を転がって来るだけなので、流し撮りをしてみました。


 今度の上り貨物が、この線の一番の見ものの列車です。


 最後部に逆向き重連補機が付いているのですが、残念ながら、1枚の中には納められませんでした。


 まだ陽は高いのですが、今日中には東京に戻らなければならないので、これで切り上げて郡山駅に向かいます。


 乗車列車を待つホームで撮影したのですが、磐越西線では ED77 の重連が、東北本線では ED71 の重連が、それぞれ貨物列車を牽引していました。


 2日連続の夜行の旅だったので、帰りの列車では爆睡していたようで、上野駅到着までの記憶が有りません。

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