小樽築港機関区

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2019年7月22日月曜日

 六月の八高線 1968.6.5

 八高線は、この年3回目の訪問です。

 都心から近くて、D51重連が何本も走っているようなところは他にはありません。

 六月なので既に気温が高く、煙は期待できませんが、それでもSLが撮りたくて、先ずは東飯能駅から金子駅方向に向かいました。

 最初にやって来たのは D51重連 の牽引する上り貨物ですが、案の定、上り勾配なのに煙はわずかです。


 次は数少ない 9600 の牽引する下り貨物ですが、先程よりは煙を出してくれました。


 この2本を撮影後、高麗川駅に向かいました。

 ここから伸びるセメント工場への専用線で待っていると、工場の煙突を背に、9600 がタンク車1両を牽いてやって来ました。


 ゆっくりとした速度で、高麗川駅に進入して行きます。


 しばらく列車が無いので、再び東飯能駅の先に向かうと、短い貨物列車を牽いて、D51 が駆け下って来ました。


 駅に戻ると、丁度下りの D51重連貨物列車の発車時刻です。


 この発車を見送ってから、またもや高麗川駅の専用線に向かいます。


 今度はバック運転で、9600 が長い貨物を引き出してきました。


 高麗川駅に戻ると、到着した D51重連 が、解結作業をしています。


 9600 牽引の貨物も到着しました。


 先程の D51 は、ターンテーブルで転向作業中です。


 2両の D51 は、八王子方向に向きを変え、次の仕業に備えています。


 最後は少し東飯能駅方向に進んだところで、D51 単機牽引の貨物列車を撮影しました。


 煙は少なかったですが、それでも多くのSLの姿を撮影できた1日でした。

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