小樽築港機関区

小樽築港機関区

2019年11月23日土曜日

 松浦線の C11 と 8620 1971.7.26

 唐津線の撮影の翌日は、松浦線を撮影しながら終点の佐世保駅を目指す行程です。

 ここは全線で100km近い長さにおよびますが、今では三セクになり、名称も変わってしまいました。

 途中の伊万里駅でスイッチバックし、運転系統も変わるのですが駅には立ち寄らず、勾配区間が始まる松浦駅まで急ぎました。

 筑前御厨駅との間に峠越えがあるので、下りの客車列車を待ちます。


 門デフの C11 の牽引ですが、客車が2両だけなので、33‰でも煙の出が思わしくありません。

 次は上りの客レなので、先に進んで、筑前御厨駅近くの踏切で発車して来るところを待ちうけました。


 さらに進んで平戸口駅の先の、25‰の勾配区間で、今度は貨物列車の通過を待ちます。


 貨物は 8620 の担当ですが、暑さのためか、ここでも煙はありませんでした。


 日本最西端の駅である平戸口駅に行ってみました。

 上りの貨物列車を見学に、近在の子供たちが集まって来ました。


 少し戻って、33‰とSカーブの続く田平駅側でこの上り貨物を待ちます。


 今回は黒煙を上げてくれました。

 次の上りの客レも、煙を期待して同じ場所で待ちます。


 貨物以上の力闘ぶりを見せてくれました。

 さらに移動を続けて、潜龍駅の先に向かいます。

 ここも25‰の勾配区間で、コンクリートアーチ橋が多くみられる場所です。


 残念ながらこの程度の勾配では煙が上がりませんでしたが、アーチ橋やコンクリートの遺構らしきものが一緒に写せました。


 開けた築堤区間に出ると、ようやく煙を上げ始めました。


 道路橋も石積みのアーチ橋になっています。

 ここからまだ先が長いので、これにて撮影を終了し、車を走らせました。

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