小樽築港機関区

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2017年6月8日木曜日

クルマで足尾線のC12重連を追う 1970.7.21

 足尾線の朝のC12重連を撮影するには、前日から入る必要があるので、それならばと仲間を募ってレンタカーで追いかけました。

 早朝に出発する必要があるので、レンタカー屋には前夜に借りられるように交渉し、渋谷を未明に出発、途中で仲間を拾いながら、足尾線の神土駅を目指しました。

 目的の朝一番の重連791レは、神土駅を7時少し前に発車するので、これを草木駅との間の鉄橋で迎え撃つところからスタートしました。


 逆光で、夏場ではあるものの、盛大に煙を吐きながら通過して行きました。

 撮影後はすぐに後を追いますが、当時の国道122号線は、狭い上に砂利道であまりスピードは出せませんが、原向駅と通洞駅の間の鉄橋での撮影が可能でした。


 この撮影後またしても追いついたので、後追いながらもう1枚撮影。


 足尾駅に先回りして、到着を待ちます。



 重連は足尾駅までで、ここから先は単機牽引で、列車番号も変わります。

 乗務員にこの先の鉄橋で煙を吹くから、そこで待つように言われ、少し間藤駅寄りの鉄橋でカメラを構えました。


 景気よく煙を上げる763レを撮影後、再び足尾駅に戻りました。

 足尾本山から764レが到着です。


 先着の762レと組合せ、C12重連の790レになりました。


この列車を再び追いかけましたが、草木駅と神土駅の間の鉄橋でようやく撮影できました。


 神土駅では回送補機を切り離し、下りの793レの補機となります。


 このC12187は、形式入りプレートで良いのですが、端梁がゼブラ塗りでイマイチです。

 連結作業が終わり、793レが発車してきました。


 この列車も追いかけたいのですが、レンタカーを返さなければならないので、まだ昼前ですが帰途につきました。

 帰りがけの駄賃として大間々駅に立寄り、795レの到着を撮影です。
 なんと前補機にDE10が付いていました。



 因みに、足尾線のC12はこの年の9月末をもって無煙化されてしまいました。

 帰り道でレンタカーはエンストを起こしてしまい、プラグの交換をしましたが、当時のレンタカー事情は性能も値段も今とは大違いでした。




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