その篠ノ井線、姨捨駅あたりを訪れたのは電化後10年以上経過した、1984年の6月でした。
夜通しクルマを走らせて、早朝の姨捨駅近くの山裾に到着しましたが、6月にしては好天に恵まれ、朝日に照らされた眼下を回送電車が勾配を上ってきました。
続いて上りの貨物列車が来ましたが、田毎の月ならぬ、田毎の朝日のような光景です。
姨捨駅に行ってみると、貨物列車が退避のため入線してきました。
そしてスイッチバックで後進、出発して行きます。
次に桑ノ原信号場へと向かいました。
急行ちくま3号が勾配を下って来ました。
夜行急行のこの列車は、12系と20系で編成されています。
上り貨物列車が、車掌車1両のみぶら下げて信号場へやって来ました。
引き上げ線とのダブルクロスを通過し、遥か先の山裾を上って行きました。
同じ山裾を下り貨物列車が下りてきました。
そして、信号場を通過して行きます。
篠ノ井線の撮影はこれにて切り上げ、次の撮影地に向かいました。
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