小樽築港機関区

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2017年7月28日金曜日

復活SL 冬の北陸ときめき号 1989.2.11~12

 能登半島の七尾線では、1988年からSL列車が復活運転されるようになり、初年度はC56が牽引しましたが、この年からC57とC56の重連となり、大人気を博しました。
 冬の北陸は閑散としているのですが、この列車には多数の人が集まりました。

 夜行列車で早朝の金沢駅に到着し、レンタカーで撮影に向かいましたが、いかにも冬の日本海側といった気候で、小雨降る薄暗いコンディションでした。

 羽咋駅と千路駅の間のカーブで待ち受けましたが、露出が上がりません。


 先行のDC列車に続いて、ときめき号 がかなりの速度で通過して行きました。


 次位のC56に続くのは、やまぐち号用の客車です。


 撮影後は列車を追いかけ、今度は能登中島駅と西岸駅の間で場所を定めましたが、この駅間の峠越えを狙うポイントには同好者があふれていました。


 横風が強く、煙が流れて客車を隠してしまいました。


 気温が低いので、煙は盛大に上がります。


 折り返しの列車は、能登中島駅と笠師保駅の間での撮影ですが、今度はC56が先頭になった逆向き重連です。



 再び先廻りをして、七尾駅と徳田駅の間の踏切に行きましたが、ここには同好の士が多く集まり、その隙間からの撮影です。

 先ずは露払いのように、ゆぅとぴあ和倉号 が通過して行きました。


 このような前面展望の改造DCが、この当時はあちらこちらで見られました。

 本命の ときめき号 が、七尾駅で転向したC57を先頭に前向き重連でやって来ました。


 この日は和倉温泉に宿をとり、冷えた体を温めました。

 翌日は良川駅の先にて場所を定めましたが、夜半に降った雪がうっすらと積もっています。


 DC列車が去った後、ときめき号 が良川駅を盛大な煙と共に発車してきました。



 また追いかけを開始し、笠師保駅の先の築堤で待ち受けましたが、通過寸前に線路は日陰になり、その上シャッターを切る直前に絶気してしまいました。



 おかげでシルエットのようになってしまいました。

 上り列車は穴水駅と能登鹿島駅の間で、海を入れられる場所での撮影としました。

 先にローカルDCが通過しますが、良い光線です。


 またしても ときめき号 が来る時になると、午前中と同様に、空は晴れているのに線路は雲の陰になってしまいました。


 帰りの列車まで時間に余裕が無いので、撮影はこれで切り上げて、金沢駅に戻りレンタカーを返却しました。

 列車に乗車するためホームに上がると、ちょうど ときめき号 が到着したので、皆さんと一緒に最後の撮影をしました。


 天候(太陽)に恵まれない2日間でありました。

 次回は、また現役SLのシリーズの九州編に戻ります。


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