C62の方は観光のついでに1日だけ撮影しましたが、こちらは撮影目的での熊本詣でです。
あそBOYの発車までに時間があるので、この当時水前寺駅まで延長運転されていた 特急有明 を撮影に行きました。
783系を使用していた 特急有明 ですが、未電化の豊肥線に乗り入れるにあたり牽引機のDE10を特急色に塗替え、客車列車の番号で運行されていました。
南熊本駅と熊本駅の間、白川の鉄橋で待ち構えましたが、なんと推進運転でやって来ました。
情報不足を痛感して、あそBOYの撮影に向かいました。
立野駅の手前、国道57号線が豊肥本線をオーバークロスする地点ですが、丁度1台分の駐車スペースがありました。
最初に、サルーンエクスプレス阿蘇 という長い名前で変わった塗装のDCがやって来ます。
続いて、DC急行 火の山2号 が勾配を下りてきました。
本命の あそBOY が急勾配をゆっくりと上ってきます。
この撮影場所は、今では国道が整備され、見る影もありません。
撮影後、すぐ横に止めてあったクルマで、立野駅のスイッチバックの先の方、先日の地震で崩れた阿蘇大橋のすぐ手前の駐車スペースへ向かいました。
あそBOY はスイッチバックをゆっくりと上って来るので、時間の余裕は十分にあります。
逆光の中を煙を高く上げながら近づいて来ました。
また追跡を、と思ったのですが、ここで悲劇が起こりました。
なんとキーを閉じ込めてしまったのです。
今ではあまり起こらない事ですが、JAFが来るまでただ待つだけで、この日の撮影はこれまでになってしまいました。
一般的に復活SLは土日に運転されることが多く、今回もそれにもれず、翌日曜日も続けての撮影です。
この日は、立野駅のスイッチバックの三段目の撮影ポイントに向かいました。
昨日同様にまず サルーンエクスプレス阿蘇 が来ましたが、本日はさらに変な車両を増結しています。
立野駅の出発の汽笛が鳴り響いて、遥か彼方を あそBOY が二段目のスイッチバックを推進で上って行きます。
もう1度発車の汽笛を響かせてから、こちらへ近づいてくるのが見えます。
そして目の前の33‰の急勾配を、ゆっくりと通り過ぎて行きました。
残念ながら撮影はこれで切り上げ、熊本空港から明日の仕事に備えて帰宅しました。
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