小樽築港機関区

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2020年9月4日金曜日

 釜石線の DE10重連 1986.9.27

 釜石線の無煙化は1967年と比較的早い時期になされたので、残念ながらSLの現役の姿は見ていません。

 そんな訳で、今回初めて釜石線に足を踏み入れました。

 先ずは新幹線の接続駅、新花巻駅に降り立ち、上りの普通DCから撮影を始めました。


 単線のホームの反対側からの安易な撮影ですが、この駅は新幹線の接続駅とは思えないほど簡便なものです。


 次の 急行はやちね は、実った稲穂と新幹線の高架駅を取り込んで撮ってみました。


 ここから本格的な撮影開始で、この線の最大の見せ場の、陸中大橋駅近くから上有住駅方向の空中トラスが見える場所まで行きました。

 DE10重連 の牽引する下り貨物が登場です。


 はるか上空を通過していますが、この先のトンネル内で反転して、今いる場所までやってくるのが不思議に思えます。


 洞泉駅方向に下って行って、トンネルから飛び出してきた上りの普通DCを撮影します。


 もう少し引きのある場所を探して、今度は鉄橋の手前で上り貨物を待ちました。


 DE10重連 がフルパワーで近づいて来ましたが、無煙化ではなく、油煙化されたようです。


 次は下り貨物で、こちらの方は急勾配を転がり下りてきました。


再び陸中大橋駅近くに戻り、トラス橋を下りてくるDC急行を狙います。


 しばらくたつと、回り込んできて陸中大橋駅を通過。


 駅構内のレベル区間を過ぎて、再び下って行きます。


 この頃既に陸中大橋駅は活気を失っていましたが、広い構内にかつての遺構は残っていました。


 このしばらく後に復活SLを求めて、この地を再訪することになるとは想像できませんでした。

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