小樽築港機関区

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2021年3月7日日曜日

 復活SL 最後の C62ニセコ(その1) 1995.10.8

 1988年から運行されていた C62ニセコ ですが、資金難からこの年の11月3日をもって終了することになりました。

 そこでこの年は5月にも撮影に行ったのですが、終焉の近づいた10月にも訪問しました。

 運転本数が減った上に、いよいよ無くなるというので撮影者の数は非常に多く、線路際は混乱を極めていました。

 最初に行った小沢駅と倶知安駅の間の踏切からしばらく歩いた地点でも、まさしく立錐の余地が無い有様です。

 そんな中を、後方から下りのDCが通過して行きました。


 あとから来る人を追いやりながら待つうちに、ようやくカーブの向こうから C623 が顔を出してきます。


 まわり込んできて、直線区間に入って来ました。


 周りでは多くのシャッター音だけが、響き渡っています。


 近づいてきたところで、最後の1枚を切りました。


 今度は小沢駅の銀山駅側ですが、早々に移動して場所を確保します。

 ここでも先に上りDCが通過して行きました。


 太陽が山に隠れた頃、Sカーブの向こうから、白煙を上げながら近づいて来ました。


 ここは薄暗いので、ヘッドライトの灯りがレール面に反射しています。


 それでも背後が暗いので、白煙がきれいに残って見えてくれます。


 近づいて来るぎりぎりまで撮り続けました。


 この翌日は月曜なので運転が無く、次の撮影は火曜日の祭日です。

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