北九州の炭鉱地帯には、石炭輸送のための支線が網の目のように張りめぐらされていて、その中でも田川線は、補機付きの運炭列車が設定されていて有名でした。
この日はそこへ向かう途中で、後藤寺線のやはり補機付きの運炭列車を撮影すべく、船尾駅の後藤寺駅寄りの水田の中で上り貨物列車を待ち受けました。
牽引機はもちろんキューロクで、後方にはボタヤマが見られます。
本務機に続いて、後補機が通過して行きます。
この1本のみ撮影して田川線に向かいましたが、相変わらずの大名旅行なので、油須原駅に着いたのは午後2時近くでした。
田川線の旅客列車はC11の牽引ですが、油須原駅を下り列車が発車して行きました。
田川線はここ油須原駅をサミットとしていますが、勾配は10‰程度で大したことはありません。
上りの客車列車を撮影のため、内田信号場側へ車を走らせました。
単機牽引ですが、軽々と上ってきます。
油須原駅の手前で追いつきましたが、もう煙はありません。
次は崎山駅交換の下り貨物列車なので、崎山駅方向へと向かいましたが、良い場所が見つからないうちに列車が来てしまいました。
気を取り直して、本日の本命、補機付きの上り貨物列車を撮影すべく、再び内田信号場方向へと向かいました。
長い貨物列車で、キューロクの重連です。
最後尾には後補機まで付いていました。
先程の道路橋まで追いかけます。
やはりこの辺りまで来ると、あまり力行しないようです。
後補機も続いて来ました。
もう補機の仕事は終わったようです。
いつもご覧頂きありがとうございます。↓陸羽東線のC58 1971.5.29 より
0 件のコメント:
コメントを投稿