小樽築港機関区

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2017年8月12日土曜日

再び 大糸線のC56 1971.8.14

 前年に続いて、この年も大糸線のC56を追いかけました。

 非電化区間は南小谷駅から北側ですが、この区間では下り列車は下り勾配になるので、狙い目は上りの貨物列車になります。
 しかし、下り貨物の南小谷駅出発が13時頃で、折り返しの上り貨物列車の撮影は16時以降になってしまいます。

 まず最初は、煙を吐かない下り貨物列車ですが、平岩駅と小滝駅の間で、トンネルから出てきた姿を撮影します。


 いつの間にか、C56の両妻側が警戒塗装のトラ塗りになっています。

 暫し休憩というか時間をつぶした後、小滝駅の少し根知駅側の、姫川を渡る鉄橋で上りの貨物列車を待ちました。


 駅構内の手前なので、煙を吐いてくれません。


 テンダーのトラ塗りが目立ちます。

 小滝駅からは25‰の連続勾配なので、煙を期待しながら平岩駅との間で待ちかまえました。


 案の定、良い煙を吐きながらやって来ました。


 小滝駅で1両切り離したようで、ワフのみを牽引しています。

 再び先廻りをして、道路から北小谷駅を見下ろす地点に来ました。
 この辺りの各駅では、交換列車は無くても停車して連続勾配に備えているようです。

 既に夕方5時半になり、薄暗くなり始めた中を発車してきました。



 今では新しい道路が出来て、この景観は失われてしまいました。


 C56の奮闘を見届けて、帰途につきました。


 いつもご覧頂きありがとうございます。↓陸羽東線のC58 1971.5.29 より

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