小樽築港機関区

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2018年10月23日火曜日

復活初年度の SL冬の湿原号(その1) 2000.2.3

 SL冬の湿原号 につきましては、デジタルでの撮影分は既に掲載していますが、フィルムでの撮影分を、今後順次載せて行きます。

 2000年の1月に復活した、冬の北海道を走るという魅力的なSLを求めて、早速2月初旬に渡道しました。
 復活最初の年なので、まだ情報が不十分で、2.5万図を眺めながらの場所探しでした。

 沿線各地には展望台と称するものが散見されますが、そのうち塘路駅から程近い、サルボ展望台に上ってみました。
 ここは遠くに阿寒岳も望める場所で、塘路駅に進入して来る列車が遠望できます。


 しばらく停車後、煙とドレーンを吐きながら、発車して来ました。


 非常に良い天気なので、強い逆光になってしまいます。


 国道と並走し、眼下を通過してしばらくすると、遠くの雪原に再び姿を現わします。


 引いて撮ると、雌阿寒岳、雄阿寒岳が並んで入ってくれます。


 足元に気を付けながら下に降りると、もう追いかけはできません。

 帰りの列車の撮影は、茅沼駅と塘路駅の間のシラルトロ湖の駐車場で、遥か湿原の先の線路に向けてカメラをセットしました。


 強い逆光の中を、良い煙をなびかせながら、C11171 がバック運転で走って行きます。


 今回が初めての撮影だったので、慣れない雪道を追いかけもせず、この日はこれで終えました。

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