小樽築港機関区

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2019年5月19日日曜日

 SLふくしま復興号 撮影記 2012.7.26

 2012年7月に東日本大震災からの復興を願って、福島県から要請を受けたJR東日本仙台支社により、SLふくしま復興号が郡山駅から福島駅まで運転されました。

 C6120 の牽引で、福島県では45年ぶりの運転とのことです。

 本運転は28日(土)と29日(日)の2日間ですが、その前の試運転が5日間行われるので、29日の木曜日に参上しました。

 先ずは五百川駅と本宮駅の間の道路橋に三脚を立て、通過を待ちました。

 例のごとく、通過までの間にやって来る列車を撮影します。


 普通電車のあとには、トヨタの専用貨物が通過しました。


 他にも貨物列車の通過を撮影後、ようやく本命の試運転列車が姿を現わしました。


 夏本番の暑い日ですので、煙はスカスカですが、ヘッドマーク無しで旧型客車を牽引する姿は良いものです。


 撮影後は勾配区間である松川駅と金谷川駅の間に移動です。

 ここでは平日なのに多くのファンが詰めかけて、線路の近くまで押し寄せています。


 お邪魔な人を加工して、いないことにしてしまいました。


 福島駅が終点ですが、この先回送での運転があるので、松川の鉄橋に向かいます。


 手摺が邪魔ですが、それなりのモノが撮れました。


 昼食後は帰りの列車の撮影です。

 上り列車は、転車台が無いので C6120 は最後尾に後ろ向きでぶら下がって来るので、列車名が EL・SLふくしま復興号 になります。

 南福島駅と金谷川駅の間の撮影地に向かったのですが、既に満員で駐車スペースが無いので下に降り、横からの撮影としました。


 ここでも通過列車を撮影しながら過ごしたのですが、とにかく暑い日で、日差しを避ける場所も無く、じっと我慢の子です。


 ようやく ED75 700番台に牽引されて、姿を現わしました。


 最後尾には無煙の C6120 がつながっていましたが、別の日に撮影されたカットでは、結構な煙を上げているのを見かけました。


 帰り道を進んでいると、杉田駅と本宮駅の間で追い越していたので、慌てての撮影です。


 ここでも C6120 は、ただぶら下がっているだけです。


 それでも斜光を受けた姿は、美しいものでした。


 かくして、暑い夏の撮影が無事に終わりました。

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