小樽築港機関区

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2019年9月8日日曜日

 青函連絡船に乗り 函館本線大沼へ 1970.3.18

 この年の3月に、初めて北海道へ長期撮影旅行に出かけました。

 北海道周遊券の冬季割引のさらに学割で、急行の自由席も乗れる鉄のためにあるような切符で、有効期間を目一杯に使った旅です。

 夜行列車に揺られて早朝に青森駅に到着、青函連絡船に乗換えての、当時の渡道のお決まりのコースです。

 連絡船から見下ろす青森駅構内では、9600 が入換作業に忙しそうです。


 青森駅では晴れていたのですが、津軽海峡を進むにつれ天候が怪しくなってきました。


 前日まで荒天で連絡船も運休だったそうで、鉄道のダイヤも乱れていましたが、まずは最初の撮影地である大沼駅に降り立ちました。


 駅の南側の切り通しの上に立つと、DD51 牽引の上り貨物が通過し、続いてお初のSL列車がやって来ました。


 上りの普通DCが来る頃には、背後にうっすらと駒ヶ岳の姿が見られました。


 下りの客レを D51 が牽引してきましたが、この区間は単線並列なので、右側通行のように見えます。


 特急エルム が82系の長編成で通過しましたが、本州連絡は函館経由だけだったので多くのDC特急が運転されていました。


 長距離普通列車は D51 の牽引で、雪に覆われた小沼の脇を回り込んできました。


 そのあとに来たのは D51 牽引ですが、ロザとユニが連結されています。


 前日の乱れから C62 の手配がつかなかった、急行ニセコ でした。

 駒ヶ岳の姿が良く見えたので、下りの 北斗2号 と共にアップで撮ってみました。


 大沼駅に向かうと、丁度上り普通列車を牽引して、D51 が良い煙を吐きながら近づいて来ます。


 いよいよカメラバッグにリュックを背負った撮影旅が始まり、明日は室蘭本線に向かいます。

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