小樽築港機関区

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2019年9月26日木曜日

 名寄本線の 天北峠越え 1970.3.25

 石北トンネルの開通で、本線とは名ばかりになった名寄本線ですが、数本の貨物列車が設定されていて、天北峠を越える区間では補機の運用もありました。

 名寄駅から各停DCに乗り、一の橋駅で下車しましたが、昨日とは違って空は見事に晴れ渡っていました。

 上興部駅方向に進みましたが、この2駅間は距離が長く、とても峠付近までは歩けませんが、一の橋駅を出てすぐに連続勾配となっていて煙が期待できます。

 最初の下り貨物は、9600 単機での牽引ですが、空高く煙を吹き上げています。


 ゆっくりとした足取りで近づいてくるので、手巻きでも撮影枚数が稼げます。


 望遠から標準付きのカメラに持ち替えて、撮影を続けます。


 しっかりとした足取りで、峠に向けて通り過ぎて行きました。


 交換で、天北峠からのSカーブを、9600 重連の上り貨物が音も無く下って来ました。


 周りの雪に吸収されて、静かに滑り降りてきます。



 補機は、一の橋駅までのお務めです。


 先程の補機が役目を終えて、単機で牽き返してきますが、空模様が急変してきました。


 急勾配なので、単機回送なのに結構な煙を吹き上げています。


 一の橋駅に戻り、上り貨物を撮影するため、上興部駅までひと駅乗車します。

 貨物の発車まであまり時間が無いので、駅付近で撮影できる場所を探しました。


 今度は後補機付です。


 峠に向けて、猛然と加速して行きました。


 名寄駅経由で旭川駅に行き、今夜の宿となる夜行列車に乗り込みました。

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