小樽築港機関区

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2020年2月25日火曜日

 大型機を求めて山陰本線へ(その1) 1973.12.14

 本州で大型のSLが見られる線区が激減したので、小型の C11 ばかりが被写体となっていましたが、D51 や C57 を求めて山陰本線まで足を延ばしました。

 その山陰本線でも西の方にしか走っていないので、今回は夜行寝台で下関駅まで乗車し、東に向かう計画としました。

 下関駅から先は関門トンネルの専用機に付替えますが、朝のホームでは2本のブルトレが並び、3レは EF81 の牽引で発車し、5レは EF30 が連結作業中です。


 山陰線のホームには下り客レが到着し、D51 を切り離して回送準備をしていました。


 上りの各停に乗り、降り立ったのは梅が峠駅で、この場所にしたのは単に撮影効率が良いからです。

 黒井村駅方向に進むと、背後から 特急まつかぜ が通過して行きました。


 ここはあまり良い撮影地ではありませんが、すぐに下りの客レが来るので、この場所で待ち受けます。


 朝日を正面に受けながら、集煙装置付きの、ごく普通の D51 がやって来ました。


 この先に沼の横をカーブする場所があるので行ってみたのですが、線路脇では何やら大掛かりな工事が行われていました。


 場所を変える時間も無いので、あきらめての撮影です。


 次に来る上り貨物は、同様に沼の手前から撮りましたが、背景の処理ができませんでした。


 本数だけは稼いで、梅が峠駅に戻り、上り列車で小串駅に向かいます。

 この駅から次の湯玉駅との間では海沿いを走る区間があるので、歩き始めました。

 後ろから急行DCが来ましたが、なんとも汚い車体です。


 交換で、下りの客レを牽引して、D51 が姿を見せました。


 さらに進むと、ようやく海辺へと到着しましたが、良いポジションを探せないうちに D51 が来てしまい、岩陰から後追いの1枚だけの撮影となってしまいました。


 次の上り貨物は、この区間でのベストポジションで、確実に撮影できました。


 そのまま先へと歩を進めると、湯玉駅の手前で上り貨物が来ましたが、夕日をバックにした完全な逆光となってしまいます。


 次の下り貨物は綺麗な順光になるのですが、海からの風が強く、煙が横に流れてしまいました。


 夕暮れが迫り、これにて本日の撮影を終了しました。

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