仙台にはSL撮影に来たのですが、仙山線には ED78 という少数派の電機が使用され、しかも普通列車も牽引しているので行ってみました。
仙山線は、県境にある長大な仙山トンネルを完成させて全通したのですが、このトンネルを通過するにあたり直流電化され、その後仙台側が交流電化の試験線となるなどの変遷を経て、全線交流電化された経緯があります。
手始めに訪れたのは、交流電化の試験当時に良く撮影された、陸前白沢駅と熊ヶ根駅の間の熊ヶ根鉄橋です。
先に来たのは上りの客レなので、ED78 の長いサイドビューを撮影します。
次は下りの客レなので、鉄橋を渡る姿をごく普通に撮りました。
先に進み、奥新川駅に通じる林道のような道に入って行きます。
スキー場へのアクセスで作られた八ツ森駅の先で、線路を遠望できる開けた場所に出ました。
EC急行仙山 が勾配を登って行きます。
後を追うように、下りの貨物列車が、はるか彼方の鉄橋上に姿を見せました。
綺麗に植林された杉木立の中を、モーター音を響かせながら去って行きました。
次は上りの DC急行べにはな です。
長大編成で、横画面でも収まりきれません。
またも下り貨物が来たので、鉄橋を行く姿をカラーで撮ってみました。
貨物列車の方が短いので、縦画面でも収まります。
このあと、ぐるりと道路を大回りして面白山駅に行きました。
仙山線に沿って山形側に抜ける道はありません。
駅周辺は狭く、背後の仙山トンネルを抜けてくる 急行仙山 がホームを通過するのを撮るのが精一杯でした。
この駅にクルマで来るのは大変で、雪の時はここのスキー場は鉄道以外に来れなかったとのことです。
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