小樽築港機関区

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2020年2月21日金曜日

 板谷峠を行く交流電機たち(その1) 1973.8.23

 EF71 や ED78 が活躍した当時の板谷峠は、現在の新幹線が通る様子とは異なり、奥羽本線がまさしく重要幹線であることを感じさせられました。

 この日はサミットである峠駅で下車し、板谷駅側はスノーシェッドとトンネルが連続しているので、大沢駅側に向かいました。


 峠駅のすぐ先のカーブを登って来る上り貨物を撮影すると、今度は後ろからスノーシェッド内を下りの客レがやって来ました。


 大沢駅方向に進んで行くと、上りの客レが姿を現わしました。


 さらにその先をしばらく進むとトンネルになるので、その上から下り列車を撮影します。

 最初に 特急つばさ が、EF71 を先頭に下って来ました。


 次の貨物列車は ED78 と EF71 の重連です。


 おあとは珍しく、EF71 単機牽引の貨物列車です。


 上りの 特急やまばと が来るので、下に降りて撮影します。


 峠駅へ戻りながら撮影を続けていると、EF71 のトップナンバーが、貨物を牽引して登って来ました。


 反対方向からは、特急つばさ の長い編成が、ゆっくりと下って来ます。


 今度はキハ58系の急行ですが、こちらは補機無しで勾配を登って行きました。


 駅に戻り、板谷駅までひと駅乗車しました。

 板谷駅は下り列車に対する上り急勾配の途中にあり、スイッチバックの駅で、本線のポイント部分は峠駅同様スノーシェッドに覆われています。

 そんな板谷駅から、下りの客レが発車して来ました。


 赤岩駅側の方は、駅方向の覆いが一緒になっていて、あまり格好が良くないのですが、そんなところを上りの 特急やまばと が飛び出してきました。


 スノーシェッド内に戻ると、峠駅方向から上りの客レが接近してきます。


 下りの 特急つばさ の通過ですが、辺りは薄暗くなり、ヘッドライトの灯りが目につくようになりました。


 これにて切り上げましたが、本日の宿である民宿は、板谷駅から程近い線路際にあり、列車の通過が楽しめました。

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