小樽築港機関区

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2020年12月3日木曜日

 年末年始は 大井川鐡道 で(その2) 1992.1.2

  新年を静岡県の寸又峡温泉で迎えましたが、温泉地の周辺をうろつくのには1日あれば十分でした。

 この頃は毎日SL列車を運行していた大井川鐡道ですが、さすがに元日だけは運休です。

 新年二日も雲一つない良い天気でしたが、この日からSLが走るので、その晴れ姿を撮影すべく、崎平駅の青部駅寄りの鉄橋に行きました。

 最初にやって来た下り電車は、北陸鉄道で使われていた しらさぎ号 です。


 反対からの上り電車は、この頃馴染みのツートンカラーの古参でした。


 しばらく待つと、大きな汽笛を鳴らして、今年初のSL列車の登場です。


 日章旗を掲げて、5両の客車を単機で牽引して来ました。


 折返しの上り列車までは時間があるので、年末に訪れた井川線のアプト区間を再訪したのですが、今回は、この区間を見下ろせる場所からとします。

 まずは足元から下り列車が急勾配を上ってきました。


 途中の落石除けがアクセントになっています。


 急な山の斜面に、よくぞ作ったと思えるような路線を押し上げて行きました。


 しばらくたつと、今度はトンネルを抜けて上り列車がやって来ました。


 機関車はDLも含めて全て勾配下側に連結されているので、ヘッドライトが点灯されていることで上り列車と判ります。


 足元に来たELをアップで撮影すると、側面のアプト式のイラストが良く見えました。


 これで再び大井川本線に戻ります。

 今度は笹間渡駅と抜里駅の間の、大井川第一橋梁です。


 川原は既に日陰になっていましたが、列車は赤い陽射しに照らされていました。


 このあともう一日、寸又峡温泉に宿泊します。

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