小樽築港機関区

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2021年5月6日木曜日

 復活SL 予土線の SL 牛鬼号(その2) 1997.12.5

 C56160 牽引の SL牛鬼号 撮影の二日目です。

 北宇和島駅から務田駅まで、列車は発車して早々峠越えとなり、連続急勾配が続くので、この列車もDLの後部補機が連結されます。

 煙が大いに期待できるので撮影地を探したのですが、狭い山あいを行くので、なかなか良いポイントが見つからず、ようやく線路を見下ろせる場所に着いたのですが、山陰で日が当たってくれないところです。

 遠くの山裾をまわり込んで、白煙が見えて来ました。


 ほんのわずかに、日が当たっている区間を通過します。


 その後は、黒い車体が沈んでしまいました。


 そして近づいたところでは、煙にだけ日が当たっています。


 追いかけを開始し、真土駅と西ヶ方駅の間には、道路から広見川をはさんで対岸の線路が見える区間がありました。

 ここは緩やかな下り区間なので、C56 は煙を吐かずに転がって来ます。


 川の流れに沿って、走り去って行きました。


 江川崎駅で停車している間に、広見川が四万十川に合流する地点の手前にかかる鉄橋に先回りします。

 しばらく停車したのち、加速しながらこちらに向かってきます。


 C56 にしては、かなりの加速力でした。


 往きの列車の撮影はこれまでで、腹ごしらえをして帰りの撮影場所を探します。

 四万十川を入れて撮りたいと思い、十川駅と半家駅の間で、川と対岸の線路を見下ろせる場所を見つけました。

 先行して普通DCの単行が来ましたが、小さいので風景に溶け込んでしまいます。


 遠くからバック運転で近づいて来る C56 が見えました。


 下り勾配の区間なので、煙はあまり出してくれません。


 そのうえ半逆光なので、列車自体も沈んでしまいます。


 それでも、2台のカメラを持ち替えながら、交互に撮影しました。


 最後のカットでは列車は大きいのですが、四万十川は写っていません。


 帰りの列車も追いかけて行き、深田駅と大内駅の間の田園地帯で待ち受けました。


 ほぼ平坦な区間なので、軽快に走って来ます。


 最後の撮影は、昨日と同じ伊予宮野下駅と務田駅の間でした。


 夕日を浴びた C56160 が、得意のバック運転の姿を見せてくれます。


 撮影を終えて、ここから松山空港まで移動し、ようやく最終便で帰宅しました。

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