小樽築港機関区

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2021年5月2日日曜日

 復活SL 中央東線の SL善知鳥峠号 1997.11.22

 この年の11月末の3連休に、SL善知鳥峠号が D51498 の牽引で運転されました。

 岡谷駅から塩尻駅までの区間で、4号まで運転されましたが、D51 の牽引は上り列車の2本のみです。

 みどり湖経由の新線建設で支線となった区間の走行なので、急勾配で煙が期待できます。

 雨が降る中、塩尻駅と小野駅の間の細い道を辿り、撮影地に着いたのですが、足元は濡れているものの、雨は上がってくれました。

 先にやって来たのは、この区間のみで運転されている クモハ123 の単行電車です。


 続いて EF64重連 牽引の短い貨物列車が来ましたが、よく見ると、先頭機の前パンのみが下枠交差になっていました。


 待つこと暫し、汽笛とドラフト音に続いて、D51498 が登場です。


 気温が低いので、白煙がいつまでも消えずにたなびいていました。


 横にまわり込んでくると、急勾配なのがよくわかります。


 最後尾には、一応補機でしょうが、下り列車を牽引するための EF5861 が連結されていました。


 もう1本の列車を撮影のため、今度は築堤の上の線路際に移動しました。

 係員の指導の下、皆さん行儀良く並んでの撮影です。


 今度は EF58 が押していないので、先程以上に煙を吹き上げながら近づいて来ました。


 急カーブの線路際で、辛うじて編成全体を収めることができました。


 このあと2日間も運転されたのですが、残念ながらそちらの方には参加できませんでした。

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