小樽築港機関区

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2021年11月17日水曜日

 年末を控えた 大井川鐡道(その2) 2005.12.17

 寸又峡の温泉で1泊した翌日、1本だけのSL列車まではまだ時間があるので、井川線に向かいました。

 長島ダムには水がためられていて、奥大井湖上駅はダム湖に浮かんでいます。

 始発の、井川線の下り列車がやって来ました。


 この列車は3両編成が2組つながったもので、隣の接岨峡温泉駅で切り離し、後部の編成は上り列車として折り返してきます。


 身軽になった、折返しの上り列車が戻って来ました。


 間もなく奥大井湖上駅に到着しますが、この時間では人影がありません。


 短い停車のあと、発車して行きました。


 先回りして、長島ダム駅とアプトいちしろ駅の間のアプト区間に向かいます。


 先程の列車が前にELを連結して、急勾配を下って来ました。


 この区間は、見るからに強固な構造物になっています。


 ダムにせき止められているので、大井川の水量はあまりなさそうです。


 余りゆっくりしていられずに、SL列車の撮影のため、大井川第一橋梁に向かいました。

 強い逆光の中を、白煙に包まれながら C108 が鉄橋上に姿を見せました。


 ドレーンも吐き出したので、黒い車体と白い蒸気で強いコントラストになっています。


 そのままドレーンを切り続けているので、列車が白い蒸気と白煙で覆われてしまいました。


 この日は編成が長いので後補機が付いていましたが、蒸気のおかげで目立たずに済みます。


 この先の追いかけは、田野口駅と駿河徳山駅の間の、線路と大井川を見下ろす地点に行きました。


 この長さだと、編成の最後まで、丁度画面に収まります。


 以上で、この年のSLの撮り納めとなりました。

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