小樽築港機関区

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2021年11月29日月曜日

 秩父鉄道でのさえない一日 2006.8.27

 例年のように8月の終わりに夏休みを取得し、軽井沢に向かう途中での寄り道を秩父鉄道にしました。

 この日は夏の蒸し暑い気候の上、朝から雨が落ちて来そうな曇天で、空気中に湿気が漂っている日和です。

 今回まず向かったのは永田駅と小前田駅の間で、これまでも寄居駅までの区間は秩父鉄道らしくない景色なので避けていたのですが、来てみるとやはりあまり撮影ポイントとなりそうな場所が見つかりませんでした。


 普通電車のあとにパレオエクスプレスがやって来ましたが、曇天の下、C58363 は煙も吐かず、実に鈍い写真になってしまいました。


 次の撮影地は、上長瀞駅と親鼻駅の間の荒川の鉄橋です。

 普段なら逆光になってしまう側に行き、行楽客と絡めて撮ることにしました。


 先程同様、普通電車のあとにやって来ましたが、やはり発色が鈍い、さえないカットになってしまいました。


 もう1度追いかけて、今度は武州中川駅と武州日野駅の間の鉄橋です。

 このあたりでは雲が低く垂れこめていて、露出も上がりませんでした。


 普通電車のあとに、ゆっくりとした速度で C58 が登場です。


 わずかに煙を出しているのですが、曇天に溶け込んでしまいました。


 帰りの列車の撮影は、浦山口駅近くの川辺のキャンプ場からです。


 露出を絞ってシルエットにしてみましたが、水面にも写って、ここでは何とか満足できるのが撮れました。


 帰り道なので追いかけていると、桜沢駅で追い越せたので、すぐ先の線路端でおまけの1枚を撮影します。


 これにて宿泊地へと向かいましたが、天候同様、さえない1日でした。


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