小樽築港機関区

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2017年4月13日木曜日

山陰本線余部鉄橋 1969.8.26

 山陰本線の余部鉄橋はコンクリート橋に架け替えられてしまいましたが、まだ一部の列車がSLで牽引されていた頃の写真をご覧願います。

 余部鉄橋のすぐ西横には餘部駅がありますが、この駅は地元の通学生のために昭和59年に設置されたもので、それまでは鎧駅まで鉄橋を渡り、トンネルを越えて通っていました。
 従いまして、当初は停車列車が登下校の時間のみの設定であり、最初に私が訪れた時も1日3本のみの停車で、鎧駅からここまで歩いてやって来ました。

 因みにここの地名は余部ですが、同じ県内の姫新線に余部(よべ)駅があったため、駅名表記を変えていました。

 最初に鉄橋から離れた山側からのカットです。


 本来ならば上り列車で海に抜ける位置に機関車があるべきですが、なにぶんにも本数が少ないので、これしかありません。
 牽引機はDD54です。

 続いては、鉄橋の下から撮影したものを。



 旅客列車は無煙化されており、牽引機はDF50かDD54です。

 貨物列車では、まだ一部にD51が使用されていました。


 海側に離れて横からのアングルで構えて待っていると、下りの貨物列車が鎧駅側のトンネルを抜けてやって来ました。



 車掌車を挟んで回送のC57が連結されていましたが、次位であれば重連のように見えて良かったと思ったのですが、これはこれで面白いのかもしれません。

 上の写真にも写っていますが、一部の橋脚には塗装工事用の足場が掛けられていましたが、当時の足場は木製ですね。


 本線とは名ばかりの、列車本数の少ない路線でした。



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