小樽築港機関区

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2020年1月4日土曜日

 西武鉄道 山口線 の コッペル 1972.8.25

 武蔵野の丘陵地帯にある西武鉄道山口線は、この当時は、西武遊園地駅とユネスコ村駅を結ぶ762mm軌間の軽便鉄道で、バッテリーロコで運転されていましたが、1972年の鉄道100周年に頚城鉄道のコッペルを導入し、蒸機運転を開始しました。

 東京近郊なのですが、まだ現役SLが多数残っていたためか、それほど訪れるファンはいなかったようです。

 この線にはターンテーブルなど無いので、西武遊園地駅を発車するときはバック運転です。


 ユネスコ村駅に到着すると、機関車を切り離し、機廻し線で正面向きに付替えます。


 途中で待っていると、前向きの姿が撮影できます。


 先回りして、遊園地駅に到着する姿を撮ります。


 この駅は行き止まりなので、乗客を降ろすと、編成全体を本線上にバックさせます。


 駅の手前は複線になっていて、片渡りポイントで機回しを行います。


 バック運転は面白くないので、正面向きの姿だけを狙います。


 SL運転と同時に、井笠鉄道から借りた客車を連結していました。


 他の列車は以前からのバッテリーロコが牽引していましたが、1枚だけですが、撮影しておきました。


 このあたりの沿線はまだまだ武蔵野の面影を残していて、雑木林の中を行く姿を撮ってみます。


 本日の運行を終了し、コッペルはヤードに引き上げてしまったので、形式写真を撮らせてもらいました。


 沿線の立ち入り規制も無く、良き時代でした。

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