この日は豊肥本線の 9600 を撮影しようと、朝から立野のスイッチバックで待ち構えていたのですが、貨物列車の先頭に赤いDLが見えたので、すぐに高森線の朝の通勤列車の撮影に切替えて、長陽駅に向かいました。
多くの乗客が乗り込むのを待って、C12 が発車して来ました。
気温が低いので辺り一面霜で真っ白で、煙も消えずに残り、客車の最後尾にその影を落としながら走り去りました。
高森線では1両のC12 が行ったり来たりして、全列車を牽引しています。
時間に余裕があるので、立野駅に行ってみると、既に機回しを終えて、下りの混合列車が出来上がっていました。
走行写真を撮影すべく、阿蘇下田駅と中松駅の間で待ち受けます。
この日は久しぶりの快晴で、その上無風なので、煙が真上に綺麗に上がってくれました。
撮影後は高森駅に向かいます。
切り離された C12 は、次の仕業に備えて準備中です。
定刻になり、阿蘇の外輪山をバックに発車して来ました。
折返して来る下りの混合列車は、阿蘇白川駅と高森駅の間で撮ったのですが、沿線の畑の中の古い墓石と組合わせてみたら、少々悪趣味でした。
最後は沿線で一番の有名撮影地、長陽駅と立野駅の間の白川に架かる鉄橋です。
この1枚を撮り終えると、再び南九州のSLを撮影すべく、吉松を目指して長距離を移動しました。
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