小樽築港機関区

小樽築港機関区

2020年1月14日火曜日

 山野線の C56 と 吉松機関区 1973.2.18

 九州入りして5日目、昨日来の雨は止んだのですが、まだ空はどんよりと曇っていました。

 この日は山野線の C56 牽引の貨物列車を撮影しますが、その前に C56 が所属する吉松機関区を訪問しました。


 本日の貨物列車の牽引機、C56135 が整備中です。


 門デフの C57175 の、スマートな姿も見られます。


 クラの中には、C5557 が、出番に備えて待機していました。


 山野線の上り貨物列車が、機関区の向こうから発車して来ました。


 小型機ながら、なかなか迫力ある姿です。


 発車を見届けてから、機関区を後にして追いかけます。

 湯之尾駅と前目駅の間には10‰の軽い峠越えがあるので、手前に川を入れて列車を待ちました。


 この先は追い越せず、この貨物列車の終点である宮之城線の分岐駅、薩摩大口駅に行きました。

 到着した貨物列車から切り離し、C56135 はターンテーブルで転向中です。


 山野線はこの先ループ線の急勾配があるのですが、定期の貨物列車はここ止まりです。


 整備を終えて、下り貨物の時間まで、しばらくお休みです。


 帰りの撮影場所は行きと同じ区間ですが、当然上り勾配側で、ここらはSカーブになっています。


 この先追いかけて、肥薩線の区間である栗野駅と吉松駅の間で、再び撮影しました。


 このあとは丁度肥薩線の下り貨物の時間なので、粟野駅と大隅横川駅の間の勾配区間に向かいます。


 C57 牽引の貨物を撮影後、もう一度吉松機関区を訪問しました。


 変形デフの C5552 と C56 のツーショットが撮影できました。


 夕日が山に沈みかけ、C56 を逆光で照らしています。


 ここ吉松機関区にいると、SLの末期が近づいているとは全く思えませんでした。

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