小樽築港機関区

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2020年4月15日水曜日

 SLだらけの 室蘭本線(その3) 1974.9.11

 栗丘駅での撮影を切り上げて、千歳線の植苗駅に向かいました。

 室蘭本線の沼ノ端駅の東側に広がる平原を撮影できる地点は、この植苗駅から徒歩十数分にて到達できるからです。

 途中、沼ノ端駅で、D51 を見かけたので1枚撮影します。


 室蘭本線をオーバークロスする千歳線上り線の撮影地に到着し、最初に近づいてきたのは室蘭本線の上り貨物列車です。


 遠浅駅側は順光なのですが、樹木や今いる築堤の影があるので遠くの姿しか撮影できず、SLも殆んど力行せずにやって来ます。

 次は下り貨物ですが、こちらが本命で、大平原をバックに、空荷のセキを牽いて煙を上げながら近づいて来ました。


 今度は築堤の下に降りて、混載の貨物列車を撮ってみましたが、この位置からでは、北海道らしさが感じられません。


 上り貨物の時間なので再び築堤に登りましたが、ますます影が長くなってきました。


 上りの客レを撮るために、少し線路から離れて、引いて撮れる場所に行きました。


 貨物と同様に、全く惰性で走って行きました。

 室蘭本線の向こう側の千歳線を、DC特急が軽快に築堤を駆け下って行くのを、カラーで撮ってみました。


 同じ様な場所から、下り貨物を側面から撮影します。


 かなり陽が傾いてきたので、再び築堤の上からの撮影としましたが、影を落としながら下りの長い貨物を牽いて、D51 がやって来ました。


 そして夕日が赤くなりかけた頃、下りの客レを牽引して C57 が姿を現わします。


 樽前山に日が沈みかけると、千歳線の下り普通DCが通過して行きました。


 SL末期とは思えない列車本数の、室蘭本線を堪能した一日でした。

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