小樽築港機関区

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2020年6月22日月曜日

 桜満開の 身延線 1984.4.21

 身延線に撮影に赴くのは4年半ぶりで、既に旧型国電は姿を消していたのですが、その沿線には桜がきれいな場所が多いので、満開の時を見計らって訪問しました。

 当日は雨は降らないものの曇天でしたが、休みとの兼ね合いで、開花の状況を見ながら決行しました。

 前回と同様に富士川をさかのぼるコースですが、最初に立寄ったのは桜の名所ではなく、井出駅と十島駅の間の発電所バックの鉄橋です。


 上りの 急行富士川 と下りの普通電車を撮影しましたが、低い雲が垂れ込めて、背景が霞んでしまっています。


 この先は線路沿いの道を北上し、桜の木を探しながらロケハンを続け、内船駅と甲斐大島駅の間で、良い塩梅の桜を見つけました。


 上り普通電車を撮影後、少し移動して、今度は下りの急行を撮影します。


 この先は、かねてから目を付けていた、駅構内に桜が沢山咲いている塩之沢駅に行きました。

 上りの普通電車が到着しましたが、クモユニ143 が連結されています。

 これは身延線の旧型国電が淘汰された1981年から登場した、郵便荷物電車の身延線仕様車です。


 今度は下りの普通電車で、先頭車は白帯を纏った身延線カラーの115系ですが、満開の桜が迎えてくれました。


 もうしばらく待って、次の上りの普通電車が来る頃には、漸く薄日が差し始めました。


  桜の木に覆われながら、短い時間停車します。


 この電車を追いかけて、先程と同じ内船駅と甲斐大島駅の間で待ち受けます。

 クモユニ143 と満開の桜を捉えることができました。


 同じ場所で、下りの 急行富士川 の165系電車も撮影します。


 これにて目的を達成し帰途に着いたのですが、途中の芝川駅と稲子駅の間で、下りの普通電車が丁度やって来るので、安易に陸橋から撮影しました。


 青空が望めなかったのは残念ですが、満開の桜は無事に撮影できました。

 なお、クモユニ143 は、この翌年に身延線でのお役目を終え、転出して行きました。

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