函館には訳あって、3年前から毎年数回訪れるようになりました。
ご存知のように、函館市電には観光用に 函館ハイカラ號 と名付けた２軸単車の古い車両があります。
1910年に製造され、1937年には除雪用いわゆるササラ電車に改造されたものを、函館市制70年記念として復元されたものです。
函館に行くたびに見かけてはいたのですが、SL程の情熱が無いので、運行を調べてまで乗ることはありませんでした。
たまたま十字街駅の交差点で見かけたので、慌ててカメラを向けました。
谷地頭駅に向かって曲がって行きました。
後ろには車掌のお姉さんが乗っています。
その次は、函館駅前から松風町駅に向かっている姿です。
これらは、いずれも20015年の5月に撮影したものです。
そして今年の6月の事ですが、谷地頭駅から市電に乗り、乗換駅である十字街駅に着いたら、反対側から到着したのが 函館ハイカラ號 でした。
慌てて飛び乗って、終点の函館どつく駅まで行きました。
ここでは20分ほどの停車時間があり、その間の後続の電車は、やり過ごします。
親切な運転手さんで、車両の説明をしてくれて、運転台の写真も撮らせてくれました。
しばらくは乗務員以外には誰もいないので、車内も好きに撮影できました。
写真は掲載しませんが、ただ1人しかいないハイカラ號専用の車掌さんもモデルになってくれました。
末広町駅まで２駅だけ乗車し、停車中の様子を撮影。
そして、十字街駅方向に走り去って行きました。
この車両が運転されるのは４月から10月までの期間で、今年からは延命策として土・日・祭日のみの運転となり、さらに悪天候時は運休となるので、今回はまさにラッキーでした。
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より
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