小樽築港機関区

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2018年8月25日土曜日

山口線の重連撮影記(その1) 2016.7.31

 山口線の復活SLの撮影には何度も訪れましたが、まれに運転される重連の撮影には大混雑を恐れて、一度も行くことが有りませんでした。
 ところが D51200 の復活が迫り、C571 と C56160 の重連がいよいよ見られなくなりそうなので、この年の夏に覚悟を決めて撮影に行きました。

 案の定、運転日の近場のホテルは満員で、初日は宇部の町からレンタカーで出撃と相成りまして、解体された仁保病院のあたりにクルマを停めました。

 ここから田代トンネルの手前の直線区間を目指したのですが、どこで道を間違えたのか辿り着けず、いったん戻り、小河内トンネルのポイントに行きました。
 当然のことながら、既に良い場所は埋まっていて、木立に寄りかかりながらの撮影となりました。


 先行のDCで車両の具合を確認して、いよいよ重連のお出ましです。


 単機であれば良い角度でも、後ろの C56 が良く見えません。


 もう少し左のポジションがうれしいのですが、撮れただけ良しといったところです。


 帰りの列車の撮影は、重連を横から撮るべく、津和野城跡にリフトで上りました。
 どれだけの撮影者がいるのか分からないので、早々と行ってみましたが、それ程ではありませんでした。

 通過までの長い時間、やって来る列車をとりながら過ごします。


 上りの スーパーおき4号 の次は、下り スーパーおき3号 が、津和野大橋横の鉄橋を渡って来ました。


 夏の炎天下で、さえぎるものが無い中を、じっと我慢の子で待ち続けます。


 各停のDCも、上り、下りと通過して行きます。


 ようやく発車の汽笛2声に続いて、津和野川を渡って来ました。


 ところが先程までのピーカンだった太陽が、隠れてしまいました。


 そのうえ向こう側からの風で、C56160 の姿が隠れそうになります。


 カーブを過ぎたあたりからは、煙が後方に流れるようになりました。


 ちょうど真横を通過し、更に勾配を上って行きます。


 上の方には、国道からの入り口に設置された赤い鳥居が見えます。


 さらに進むと、建設中の道路がきれいな山里を破壊しています。


 この場所からの追いかけは全く不可能で、おとなしくホテルに向かいました。

 明日に続きます。


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 より

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