小樽築港機関区

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2021年7月15日木曜日

 復活SL SL冬の湿原号 運転開始(その1) 2000.2.3

 北海道に冬季のみ運転される SL冬の湿原号 がこの年から設定され、通常は釧網本線の、釧路駅から標茶駅の間を1往復する冬場の観光列車です。

 SLが現役の頃、釧網本線には C58 が走っていたのですが、私が撮影できたのはオホーツク海側の区間で、今回復活運転される区間については、乗車したのみで未知数でした。

 1月から運転が開始されたのですが、2月になってようやく訪れることができ、釧路空港からレンタカーで現地に向かいました。

 あたりの様子が分からないので、とりあえず阿寒岳をバックに撮影できるという、塘路駅の先のサルボ展望台に登ってみます。

 ここからは逆光ながら、遥か向こうに塘路駅が見えて、発車する姿から撮影出来ました。


 駅構内を抜けて、煙を上げながら左にカーブしてきます。


 そのままほぼ直角に向きを変え、国道に並走してきました。


 道路に車がいないのは幸いですが、この角度では完全な逆光になってしまいます。


 足元近くまで来ると左にカーブして、列車の姿が見えなくなりました。

 しばらくたつと、木立の向こうに再び姿を現わします。


 ここでは、噴煙を上げている雌阿寒岳を入れて撮影できました。


 標準系で撮れば、右側には雄阿寒岳も入れることができます。


 昼食を沿道のドライブインで済ませて、帰りの列車の撮影は、茅沼駅と塘路駅の間にある、シラルトロ湖近くの、国道の駐車帯にしました。

 線路は湖の対岸にあるようですが、逆光なのでどこにあるのかよくわかりません。

 やがて煙をなびかせながら、バック運転の C11171 が現われました。


 煙は良く吐いてくれるのですが、列車は背景に溶け込んで、良く見えません。


 はるか遠くの方を、走りすぎる姿を撮り続けました。


 この時は追いかけての撮影が可能であることを知らず、あたりのロケハンに行ってしまいました。

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