それでも久しぶりに山線を走るSLの姿と、撮影地のその後の様子を見たくなり、ようやく2012年の秋に撮影に行きました。
先ずは小樽駅の市街地からオタモイ峠に向かうところにて。
線路周りの景色がすっかり変わっていました。
追いかけて、小沢駅を越えてワイス温泉の先で右折しました。
その道は付け替えられていて、線路をアンダーパスしており、旧道は廃止されていましたが、その旧道の突き当りが昔のままの撮影地になっていました。
そろそろ通過時刻だが、と思っていたら音も無く姿を現わし、多くの撮影者に気付いたのか、煙を上げ始め、ドレインを切りました。
DLが押しているので、あまり力行していないようです。
再び追いかけて、C62 の時には走らなかった、ニセコ駅と昆布駅の間に行きました。
頭を隠した羊蹄山の姿が見えます。
この先の昆布駅が終着で、折返しの列車はDLが牽引してきます。
後ろには C11171 が、まるで引きずられているようです。
ニセコ駅でSLとDLを付け替えて、再び C11 の牽引となりますが、C11 の方向転換はありません。
比羅夫駅と倶知安駅の間のこの区間でも羊蹄山が写せますが、残念ながら線路には既に影が落ちてしまいました。
本日最後の撮影は、倶知安駅の北の定番ポイントです。
デジタルカメラは感度の設定が自由なので、夕方のこのような条件下でもきれいに写せて、時代を感じた次第です。
明日はこの続き、翌日の撮影記です。
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