小樽築港機関区

小樽築港機関区

2019年8月15日木曜日

 奥羽本線矢立峠 から 羽越本線へ 1969.3.16-17

 大館機関区を後にして、この日の宿のある矢立峠に向かいました。

 陣場駅と津軽湯の沢駅の間の、奥羽本線の鉄橋の下にあるひなびた温泉で、湯治客も多く泊まっています。

 到着後、まだ明るいので撮影に出かけましたが、頭上の鉄橋を D51 が轟音とともに通過して行きます。


 ここはトンネルに挟まれた狭い区間なので、編成全体は写せません。

 急行きたぐに が DF50 に牽かれてやって来ました。


 写真にはありませんが、最後尾では D51 が押上げています。

 こんどは上りの 寝台特急日本海 がトンネルから飛び出してきました。


 こちらは DD51 が単機で牽引しています。

 下りの普通客車列車の通過です。


 暗くなり、C61 牽引のこの列車が撮影の限界で、宿に引き上げました。

 翌朝は、雪が降りしきる中を津軽湯の沢駅方向に歩きます。


 撮影を続けながら進みましたが、雪は一向に止む気配が有りません。


 この区間は急カーブが多く、後補機を一緒に写し込むのが難しい場所です。


 普通列車は、C61 が単機牽引で勾配を上って来ます。


 雪に濡れながら津軽湯の沢駅にたどり着き、上り普通列車の乗客になりました。

 列車は今来た道を、軽快に下って行きます。


 大館駅で、後補機の D51 を切り離して出発しました。


 ちょうど、同和鉱業花岡線の貨物列車がオーバークロスして行きます。


 鶴岡駅では、対向の普通列車との交換です。


 最後尾には D51 の補機が後押しをして、出発して行きました。


 車窓から獲物を探していると、東能代駅では 8620 がいました。


 八郎潟駅では、秋田中央交通の小さな車両も見られました。


 秋田機関区の扇形庫の脇には、試作機の DF901 が留置されているのが確認できました。


 羽越本線の象潟駅で下車、普通列車での長い移動を終え、本日の宿に向かいました。

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