小樽築港機関区

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2019年8月29日木曜日

 呉線の通勤列車と 急行あき 1969.8.22

 電化工事が進み始めた呉線では、多くの広駅発の通勤列車が運転されていて、C62 や C59 がその任にあたっていました。

 それらを求めて、安芸阿賀駅あたりに未明に到着し、まだ陽が上らないうちから撮影を開始しました。

 最初に呉駅方向から来たのは、逆向きの C62 を2両従えた DD115 です。


 下り客レの1本目は、広駅始発ではなく、呉線通し運転の普通列車です。


 上りの客レを C59162 が牽引してきましたが、まだ陽が射してきません。


 次の下り列車は D51 の牽引ですが、後方から陽が当たり始め、半逆光になってしまいます。


 続いて C62 牽引の通勤列車が来ましたが、目前で空転し、煙が吹きあがりました。


 広駅側に場所を変えての撮影ですが、長い鉄橋上でも後方の客車が隠れてしまい、多くの通勤客が利用していたことが分かります。


 朝の列車が一段落したので場所を移動しますが、途中で停車中の D51 の貨物がいたので、軽く1枚だけ撮っておきました。


 海の見えるあたりまで来ましたが、このあたりでも既に電化ポールが立ち並び、撮影アングルが限られてしまいます。


 安浦駅と安登駅の間の、呉線では勾配がある区間で 急行あき の通過を待ちます。


 C59164 の牽引でしたが、夏の暑さで煙は霞んでしまいました。

 これにて撮影終了、帰途に着いたのですが、途中の踏切が閉まり、D51 牽引の貨物列車が通過しました。


 今回2本目の D51 の貨物ですが、この頃は D51 を軽んじていて、いい加減に撮っています。

 三原駅で乗車する列車を待っていると、山陽本線上りホームに気動車列車が入って来ました。


 右側の 153系非冷房車 といい、鉄道が主力の良き時代でした。

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