小樽築港機関区

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2019年8月25日日曜日

 布原で過ごした3日間(その2) 1969.8.20

 2日目の布原信号場に降り立って聞いた言葉は、昨日と同じ係員からの「今日も三重連はありません」でした。

 前日夕方の貨物列車が軽く、補機が連結されないときは翌日の三重連は無し、つまり1両は回送として連結された結果、三重連が出来上がるのです。

 いきなりやる気をそがれたのですが、備中神代駅方向に進み、鉄橋で列車の通過を待ちます。


 2492レの時間が近づいたので、新見駅側の鉄橋に移動します。


 発車して来る D51重連 は迫力はあるのですが、やはり少々物足りないです。

 この日も暑いので、川原へ降りて、何カットかを撮影します。


 暑さに負けずに俯瞰撮影をしようと、上の方を走る県道に登ることにしました。

 途中でやって来た芸備線の客車列車を撮影します。


 県道からの撮影場所は備中神代駅との間になりますが、線路はかなり下の方にあり、夏の空気で靄がかかったように見えます。


 この貨物は、後補機に 逆向きD51重連 が付いているのですが、定かには見えません。


 伯備線の旅客用は、単行のDCです。


 次の芸備線の短い貨物列車は、前後に C58 が付いています。


 この先はトンネルに入るので、撮影できる範囲は限られます。


 信号場にお邪魔して、お茶をごちそうになりながら昼飯弁当を食べます。
 連日、親切にしていただいていますが、この日も他には撮影者はいませんでした。

 撮影を再開し、今度は良く撮影されるポイントから撮ってみました。


 同じ方向を、もう一度川原から撮ってみます。


 もうしばらくたってから引き上げましたが、明日が最後なので、三重連が運転されるか心配しました。

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