花輪線と言えば龍ヶ森のハチロク三重連、SL時代には知れ渡っていたのですが、そんな有名撮影地でもファンであふれることはなく、アングルが自由に決められる時代でした。
大更駅から朝の普通DCに乗り、龍ヶ森駅に着くと、対向の客車列車と交換します。
逆光の中を、後補機を付けた列車が出発して行きました。
次にやって来るのが目的の三重連なので、岩手松尾駅方向に歩き到着を待ちますが、朝の好天はどこへやら、雪がちらつき始めました。
トンネルを出てカーブをまわり込んできますが、煙が3本上がるのを見て一安心。
先頭は化粧煙突の 68622 で、良い格好です。
三重連の撮影後は、駅から国道に出て峠を越え、赤坂田駅方向から勾配を上って来る旅客列車を撮影します。
3両の客車を単機で牽く姿を撮影後、もう少し国道を下がって行くと、今度は後補機を付けた上り貨物が来てしまいました。
木の枝に邪魔されながらの後追い撮影ですが、ここの補機は常に下り方向を向いているので、上り列車の補機は後ろ向きになります。
好天が続く中、今度は前部重連の下り貨物が来ました。
撮影しては駅で一休み、の繰り返しで、今度は珍しく単機牽引の下り貨物です。
その後、天候が急変し、雪が激しくなってきたので、重連後補機付の上り貨物は、駅撮りでお茶を濁してしまいました。
依然として雪が降り続くのですが、下り列車の撮影場所は駅から近いので、重い腰を上げて出かけます。
うっすらと、後部で後押しする2両の姿が写っています。
それにしてもこんなローカル線で、多くの貨物列車が設定されていたことは、今では驚異的です。
明日はすっきりと晴れることを願いながら、宿のある大更駅へと戻りました。
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