山田線撮影後の宿は、ユースホステルのあった花輪線の大更駅で、ここに2日間お世話になり、花輪線の 8620 を撮影しました。
到着した日はまだ明るく、駅構内には 38690 の姿がありました。
この大更駅からは、松尾鉱業鉄道というヤマに向かう鉄道があり、当時は直流1500Vで電化されていました。
架線の張られた構内には既に貨物列車が仕立てられていて、青い車体の ED502 が先頭に立っています。
この機関車は廃線後に秩父鉄道に移籍し、デキ108 と名前を変えて活躍します。
花輪線の到着する貨物を撮影すべく、平館駅方向で待っていると、この貨物列車が先に出発して行きました。
その後、あまり時間をおかずに上り貨物列車が到着しましたが、駅に到着する直前なので、全く煙はありません。
翌日は朝から龍が森での撮影でしたが、宿のある大更駅に戻ってきてから、下りの客車列車の発車を撮影します。
そしてまだ宿に戻るには早いので、平館方向に少し離れたところにある松尾鉱業鉄道の駅を訪ねてみました。
除雪されたホームには単行電車が発車時間を待っており、貨物輸送が主力とはいえ、鉱山の多くの住民の足として、重要な役割を担っていました。
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