正月3日、富士川で東海道本線でブルトレの撮影を終えて、そのまままっすぐ帰るはずが無く、立寄ったのは岳南鉄道でした。
今では貨物輸送が無くなり、岳南電車と社名も変わってしまいましたが、当時は多くの貨物列車が設定されていました。
最初に着いたのは、この鉄道の終点である岳南江尾駅です。
正月ですので貨物輸送はお休みで、ED321 が側線でお休みしていました。
駅構内のはずれには、新幹線の高架があり、背後に写り込んでいます。
岳南江尾駅のホームの両側には、2本の列車が並んで停車しています。
この時間帯はホームの片側だけを使用し、向かって左側は留置線として使用されていますが、ホームの上屋はパイプを曲げて作られた、洒落たものになっています。
発車時間が近づいたので、神谷駅方向に撮影場所を求めて移動し、富士山をバックに撮影できるところを見つけました。
同時にアップでも撮影。
この先、岳南富士岡駅まで移動しました。
駅の隣の検修庫からは、異彩を放つステンレス車 1105 が顔を出しています。
その脇には、車体を補修中の ED281 もいました。
検修庫の中に入らせてもらうと、ELやECの他に、台車が所狭しと積み重ねられています。
駅のホームに戻ると、ちょうど須津駅行きの区間列車が入線してきました。
おあとは、まわりの側線に停められている車両を巡ります。
近代的な顔つきの ED400 は、停車位置が悪く、完全な逆光になってしまいました。
少し離れてみると、岳南富士岡駅ののんびりとした様子が好ましく思えました。
正月なので、あまり遅くならないうちに、これにて帰路に着きました。
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