この時の撮影旅行は天気に恵まれず、撮影最終日のこの日も雨模様で、駅撮りできるところをと考えて、磐越西線の中山宿駅に向かいました。
急勾配の途中に設置された駅で、スイッチバックのある駅として知られていましたが、現在では少し離れた本線の勾配途中に移設され、魅力が無くなってしまいました。
雨が上がって来たので待合室から出て、DC急行を撮影しますが、折しも線路際の桜が満開になっています。
下りの普通客車列車が入線してきましたが、牽引機は 試作機ED93 を改番した ED77901 で、登場時は前面2枚窓でしたが、量産機と同様の貫通扉付に改造されてしまいました。
いったんバックして、引き上げ線からスイッチバックして本線の勾配を上って来ましたが、特徴ある屋根上は、改造後も原形が保たれています。
次に到着したのは ED77重連 の下り貨物で、上り特急の通過を待ちます。
その上り 特急あいづ を撮影のため、築堤を登って待っていると、ボンネット型を先頭に軽快にやって来ました。
最後尾は貫通型で、こちらは絵入りのヘッドマークになっています。
特急あいづ の通過後、下り貨物列車がモーターを呻らせながら、勾配をゆっくりと上って来ました。
中山宿駅での撮影はここまでで、東京方面に向かいながら、次の撮影地へと移動しました。
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