小樽築港機関区

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2018年6月19日火曜日

明延鉱山と神子畑選鉱場 2018.4.23

 今回はごく最近訪れた、1円電車で有名だった明延鉱山と、それと結ばれていた神子畑選鉱場の現状についてです。

 明延の前に、鉱山巡りの手始めとして、より有名な生野鉱山を訪れました。
 その入り口前には、少し離れた明延鉱山で使用していた車両が展示されています。


 保存状態は良好とは言えませんが、これを見るだけならば入場料は不要です。


 見学エリア内(有料)には、ここで使用されていた車両が置かれています。


 坑内は多くの見学者用に整備され、削岩機等が置かれていますが、テツでは無いのでここでは省略します。

 このあと明延鉱山の見学のためにクルマで長い山道を辿りますが、ここでは事前の予約が必要で、案内人の誘導の下、ヘルメット着用での入坑となります。


 入り口付近には保存車両が置かれており、屋根はあるものの、状態はあまり宜しくありません。


 坑内にはレールが敷かれたままで、こんなものも見られます。


 入り口と出口は別で、写真は出口で、施錠されています。


 ここから神子畑選鉱場まで線路が敷かれていたのですが、延長6.1㎞の路線の多くが現存するそうで、これを復活させたいが予算が無いとのことでした。
 車で走るとずいぶん遠いのですが、トンネル等で直線状に結んでいたので、案外近いそうです。

 この坑道の少し先に、車両が保存されているので見に行きました。


 こちらも屋根が設置されていて、少しマシな状態です。



 この隣りの広場には短い線路が敷かれ、休日等にDL牽引で子供を乗せた客車を走らせているそうです。


 神子畑選鉱場に移動します。

 こちらはTV等で紹介され観光客も多いようで、よく整備されていて、広場には車両が展示されています。


 保存状態は、非常に良好です。


 選鉱場跡は、当時の活況を示すように巨大です。


 左側にはインクラインの跡が、ほとんどそのまま残っています。

 広場の足元には、かつての線路跡も保存されています。


 4線からの分岐器もありました。


 先程の斜面の下には、特徴的な造形の遺構があり、その姿はしばしば紹介されているようです。


 以上、今回は少々変わったものをご覧いただきました。


 いつもご覧頂きありがとうございます。 ↓雨上がりの 関西本線 柘植 1972.8.12 より

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